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出版記録/も・く・じ・ろ・く
本書は1979年4月 「産業技術センター」より刊行された.A4判-1231頁.目下絶版であるが,理念・構成・編集・執筆者・項目をここに記す.

セラミックス材料技術集成

―Intoroduction to Ceramic Materials and Technologies―

0. 総  論


T.セラミックスに関する基礎理論の進歩―構造と反応―
U.セラミックスに関する物性論の進歩と開発された材料
V.原料とその組成
W.セラミックスの合成,焼結,加工に関する技術の進歩
X.システムからみたセラミックス材料―応用―
∞ 未来セラミックス

編集委員会

顧   問:
田 賀 井 秀 夫 (社)窯業協会会長
編集会議議長:
斉 藤  進 六 東京工業大学学長
編集委員:
岡 崎    清 防衛大学校教授
小 泉  光 恵 大阪大学教授
斉 藤    肇 名古屋大学教授
境 野  輝 雄 元東京工業大学教授
鈴 木  弘 茂 東京工業大学教授
田 中  廣 吉 無機材質研究所総合研究官
柳 田  博 明 東京大学教授

刊行に寄せて

 本書はニューセラミックスを含め,広い視野に立った無機材料の全貌を把握することを目的とし,基礎理論や,物性論の進歩,開発された材料の合成,焼結,加工とその物性に関する技術および,その応用面の実態などをまとめた企画図書である。
 その執筆陣はそれぞれの分野の100名に余る真の権威者にお願いし,精根を傾けて書いていただいたものであって,本書は時代のセラミックスに関する学技術の最先端の粋を集めた技術集成である。従って必ずやその方面の向上に資することも多大であると思われる。
 これまで,このような成書を誰もが切望し,且つ,作りたいと願いながらも,未だに実現を見ることができなかった。それは組織としての著者刊行を推進しなくてはならないからである。この度,編集委員会の下にスタッフを総結集して,その業に当ることができ,これが完成したことは誠に喜ばしいことである。
 本書は,ハンドブック的に項目を網羅するのではなく,むしろ境界領域としてのセラミックスの技術分野をさまぎまな角度から吟味し,展望,通覧できるように構成した。その意味からも,世界で類を見ない唯一の権威書となるであろう。

社団法人窯業協会会長
田賀井 秀 夫



 材料は地味な学問であり裏方の技術である。別けてセラミックは地味である。翻って今日の技術を大別してみると,機械, 器具,装置を含めたシステム技術と,それらを構成し,機能化させるための材料技術とに別けられる.両者は相補的関係にある.そして,今日ほど今まで陽のあたる場所にあった前者が,陰に隠れた後者に支えられていることが認識し出されたことはないが,地味で難渋な後者は,素人分りがし難く,依然として世俗的表舞台の演技者ではない.よし舞台に立ったところで,歌舞妓の華さはなく京舞のごとき静謐である.地唄は確かな間合をもつが,観客は舞台の陶酔が何処から由来しているかを知るよしもない。
 出版社の醍醐味は,自分達がつくり出した世界に――よしそれが虚構であれ――読者が瞠きと興味の陶酔に我知らず惹き入れられて行くのを演出者の醒めた目で観る時であろう、この意味で,本書は従来のセラミックのアンソロジーに増して,巧みな演出が試みられているが,出版社にその醸し出す醗酵を愉しませるには,ほど遠い手応えしかもたらさない虞れがある.しかし出版社産業技術センター編集陣は,その危惧も超えて,むしろ埋れた文化と才能を発掘すること自体に情熱をもった人達であって,その情熱が,その学問・技術のごとく地味なセラミストに,敢て情熱の炎を燃えたたしめて本書を完成させたといってよい.
 だから,本書は,もともと火の文化にとり憑かれたセラミストが,自らの火の性に、火を点じられる・・嚇燿と燃焼し盡したもので,輝くような光彩から沈潜した窯変の味まで,著者それぞれの出来栄えは,優れた陶工の作品を観賞するがごときものがある.
 具眼の士,それを見抜けば幸いである.

 座右に一偈あり――丙丁童子来求火――と

東京工業大学学長
 斎 藤 進 六

執 筆 者(50音順)

青木 秀希
浅野 幸泰
阿部  弘
安藤  汀
五十嵐 廉
五十嵐秀二
池上 隆康
石井 徳彦
石井 正司
石野  健
泉谷 徹郎
井関 孝善
井田 全彦
一ノ頼 昇
市村 健夫
今岡 保郎
今中  治
宇田川重和
内川  浩
浦部 和順
遠藤 幸雄
大岡 一夫
狼  公平
大谷 杉郎
大津賀 望
大庭  宏
岡崎  清
岡野  純
岡本 祥一
奥  達雄
奥川 恭平
小沢 英一
音馬 峻
小野修一郎
笠岡 成光
加藤 一男
加藤 禎彦
金丸 文一
加納  剛
川崎 和憲
北澤 宏一
工藤 徹一
窪田  城
鯉江 七郎
小泉 光恵
後藤 誠史
小林 一輔
小山 喜昭
近藤 連一
癖藤 進六
斎藤  肇
境野 照雄
桜井 敏生
佐々木吊一
佐々木要助
佐多 敏之
佐藤  宏
佐藤  博
塩田 一路
島田 昌彦
清水 紀夫
素木 洋一
進藤  勇
鈴木 弘茂
鈴木 由郎
瀬川浄一郎
瀬高 信雄
高塩 治男
高田 雅介
高橋  浩
滝本 昭夫
田口  青白
宅間  宏
武居 文彦
武司 秀夫
田中 淳一
田中  樽
谷合 正充
津田 惟雄
土井 英和
戸田 尭三
富永  滋
豊島  健
中  重治
中川 賢司
中島 征彦
中村 義郎
中山  淳
萩原 宏俊
橋本 栄久
服部  英
花澤  孝
早川  茂
坂東 尚周
平野 眞一
平林 正之
福浦 雄飛
藤木 良規
藤嶋  昭
藤貫  正
淵上  武
古畑 芳男
堀江 鋭二
前沢 秀憲
牧島 亮男
松尾 康史
松尾 嘉浩
松田  滋
三浦 武広
水野 恵司
水橋  衛
光藤 裕之
村井 照水
村田  浩
森   哲
安井  至
柳田 博明
山内  繁
山本準之助
山本  登
山本 博孝
横田 良助
脇野喜久男
渡辺  治
東京医科歯科大学医用器材研究所
日本特殊陶業株式会社研究部主査
旭硝子株式会社研究所主任研究員
日本特殊陶業株式会社研究部
住友電気工業株式会社研究開発本部技師
防衛大学校助教授
科学技術庁無機材質研究所主任研究官
日本セメント株式会社生産部窯建課長
電気化学工業株式会社中央研究所無機研究室リーダー
東京電気化学工業株式会社電波部長
株式会社保谷硝子取締役光学事業部長
東京工業大学助教授
旭硝子株式会社研究所主任研究月
東京芝浦電気株式会社横須賀工場技術部長
日本光学工業株式会社相模原工場硝子製造部長
東京電気化学工業株式会社磁気テープ事業部研究開発部長
金沢大学教授
東京工業大学教授
小野田セメント株式会社中央研究所次長兼主席研究員
東京工業大学工学部工業化学科
株式会社光陽社専務取結役
東京芝浦電気株式会社総合研究所研究主幹
旭硝子株式会社研究所主任研究員
群馬大学教授
長岡技術料学大学助教授
黒崎窯業株式会社参与
防衛大学校教授
大阪大学教授
長岡技術料学大学教授
日本原子力研究所高温材料強度研究室長
池袋梅郷工業株式会社取結役社長
科学技術庁金属材料技術研究所主任研究官
日本アスベスト株式会社研究所所長
工業技術院東京工業試験所エネルギー化学部第2課長
岡山大学教授
東京医料歯科大学教授
石塚電子株式会社常務取締役研究本部長
岡山大学教授
株式会社日立製作所中央研究所第1部主任研究員
日産自動車株式会社宇宙航空事業部技術部第1研究課
東京大学講師
株式会社日立製作所中央研究所主任研究員
古河電気工業株式会社電材事業部企画管理課長
日本セメント株式会社研究所主任研究月
大阪大学教授
東京工業大学工学部無機材料工学科
東京大学教授
旭ダイヤモンド工業株式会社玉川工場研究部次長
東京工業大学教授
東京工業大学学長
名古屋大学教授
元東京工業大学教授
日本イトン工業株式会社技術顧問
富士チタン工業株式会社平塚工場次長
曙ブレーキ工業株式会社研究課
東京工業大学教授
東京電気化学工業株式会社フェライト事業部品質保証課長
日産自動車株式会社宇宙航空事業部製造部技術課
科学技術庁金属材料技術研究所主任研究官
大阪大学助教授
千葉工業大学講師
東京工業大学名誉教授
料学技術庁無機材質研究所主任研究官
東京工業大学教授
旭硝子株式会社研究所主幹研究員
旭硝子株式会社研究所車輌部品推進部主幹技師
科学技術庁無機材質研究所総合研究官
東京芝浦電気株式会社担当課長
東京大学工学部工業化学科
東京大学教授
日本陶器株式会社品質設計課長
日本特殊陶業株式会社研究部
電気通信大学教授
東北大学教授
大阪大学教授
日本カーボン株式会社常務取蹄役
日本特殊陶業株式会社特殊工具部課長代理
萱場工業株式会社航空機器事業部
科学技術庁無機材質研究所総合研究官
三菱金属株式会社東京製作所技術開発部長
株式会社日立製作所生産技術研究所主任研究員
東京電気化学工業株式会社営業本部マーケティングG部長
東京医科歯料大学医用器材研究所
名古屋大学教授
株式会社保谷梢子光学事業部研究開発課長
電気化学工業株式会社中央研究所無機研究室主事
東海高熱工業株式会社技術開発部長
池硝子株式会社研究所研究部長
電気化学工業株式会社中央研究所無機研究室主事
千葉大学教授
北海道大学助教授
萱場工業株式会社航空機器事業部主査
松下電器産業株式会社材料研究所所長
京都大学教授
名古屋大学助教授
通商産業省電子技術総合研究所主任研究官
日本特殊陶業株式会社取蹄役研究部長
科学技術庁無機材質研究所総合研究官
東京大学助教授
工業技術院地質調査所主任研究官
住鉱潤滑剤株式会社取蹄役技術部長
株式会社日立製作所中央研究所主任研究員
イソライト工業株式会社専務取結役製造技術本部長
富士写真光機株式会社レンズ部長
科学技術庁無機材質研究所主任研究官
日本特殊陶業株式会社研究部
松下電器産業株式会社材料研究所主任研究員
東レ株式会社開発研究所複合材料研究室長
旭硝子株式会社研究所主席研究員
千葉商科大学助教授
旭硝子株式会社研究所主任研究員
岡山理科大学教授
工業技術院機械技術研究所部付主任研究宮
古河電気工業株式会社通信事業本部技師長
旭硝子株式会社硝子部技術課主席技師
東京大学講師
東京大学教授
東京大学助教授
日本硝子原料株式会社副社長
日本碍子株式会社研究所所長
東京電気化学工業株式会社セラミック事業部開発担当
長岡技術科学大学教授
株式会社村田製作所常務取締役
科学技術庁金属材料技術研究所非鉄第6研究室長

セラミックス材料技術集成
目 次

0. 総 論

1.無横物質,セラミックスを通した物質観

 1.1 宇宙における物質の創成
 1.2 太陽系と物質
 1.3 地球の構成物質とセラミックス
 1.4 生命体とセラミックス

2.文明を支えてきたセラミックス

 2.1 人類の文明とセラミックス
 2.2 火の発見と土器の創製,陶器への移行
 2.3 ニューセラミックスへの展開
 2.4セラミックスの資源

3.現代社会とセラミックス

 3.1 日常生活とセラミックス
 3.2 スペーステクノロジーとセラミックス
  3.2.1 概  説
  3.2.2 セラミックス材料のスペーステクノロジーへの応用
   [1] 熱防護とセラミックス
   [2] セラミックスのその他の応用―エレクトロニクスヘの応用―
  3.2.3 セラミックス材料開発展望
 3.3 原子力とセラミックス
 3.4 ライフサイエンスとセラミックス
  3.4.1 概 説
  3.4.2 医用セラミックス
  3.4.3 アパタイトとライフサイエンス
  3.5 期待されるセラミックスの探索
  3.5.1 機能別技術開発の焦点
   [1] 機械的機能に関する主組成
   [2] 熱的機能に関する主組成
   [3] 化学的機能に関する主組成
   [4] 光機能に関する主組成
   [5] 電気的機能に関する主組成
   [6] 生体機能に関する主組成
  3.5.2 今後のセラミックス技術への要請
  3.5.3 技術出現の可能性のアセスメント

T. セラミックスに関する基礎理論の進歩
―構造と反応―

1. 結晶,ガラスおよび非晶質を含む構造とその解析法

 1.1 概 説
 1.2   結 晶
  1.2.1 結晶構造解析の基礎理論
   [1] 結晶の対称性
   [2] 結晶構造の解析法
  A)]繰回折法による結晶構造解析
  B)電子線回折法による結晶構造解析
  1.2.2 セラミックス構成結晶の結晶構造
   [1] 組成の簡単なセラミックス構成結晶の結晶構造
   [2] ケイ酸塩の結晶構造
 1.3 ガ ラ ス
  1.3.1 ガラス構造の特徴
  1.3.2 ガラス構造解析の基礎理論
  1]動径分布法
  2]]埠発光スペクトルのケミカルシシフト
  1.3.3 ガラス構造
 1.4 非晶質物質非
  1.4.1 非晶質固体の構造

2.焼結理論

 2.1 概  説
 2.2 焼結の躯動力
  2.2.1 曲面に働く力
  2.2.2 曲面上の蒸気庄と溶解度
  2.2.3 曲面下の空孔濃度
  2.2.4 粒界エネルギーとその影響
  2.2.5 その他の駆動力
 2.3 物質移動の機構と焼結のモデル
  2.3.1 物質移動機構の種類
  2.3.2 焼結のモデルとステージ
  2.3.3 初期焼結モデルと物質移動機構別の速度式
   [1] 粘性流動による焼結
   [2] 塑性流動による焼結
   [3]粒界拡散機構による初期焼結
   [4]体積拡散による初期焼結速度
   [5]表面拡散による焼結
   [6]蒸発―疑縮機構
   [7]その他
   [8]一般式による実験結果の整理と物質移動機構の判定
   [9]各種機構の重畳による複合焼結
 2.4 中期および末期結晶のモデルと粒子の合体・成長
  2.4.1 中期焼結モデル
  2.4.2末期焼結(Final Stage Sintering
 2.5 結晶粒子の成長と粒界の移動
  2.5.1 1次再結晶
  2.5.2 一般の粒成長(normal grain growth
  2.5.3 第2相粒子の粒成長への影響
  1]動きにくい不純物粒子の場合
  2]不純物粒子や気孔がかなり動きやすい場合
  2.5.4 異常粒成長あるいは2次再結晶
  2.5.5 まとめと今後の問題点
 2.6 焼結体組織の形成と制御
  2.6.1 初期充填密度の影響
  2.6.2 有害な粒成長の抑制
  2.6.3 速度制御焼結(Pate Controlled Sintering
 2.7 その他の焼結モデル
  2.7.1 液相を伴う焼結
  2.7.2 濡れ性の改良
  2.7.3 ホットプレス(Hot press)など

3.微粒子の焼結と物性

 3.1 概  説
 3.2 微粒子の焼結
  3.2.1 微粒子の初期焼結過程
  3.2.2 中期,終期焼結
  3.2.3 焼結性と化学結合
 3.3 機械的性質
 3.4 電気的性質
 3.5 磁気的性質

4.相 平 衡

 4.1 気相一固相間平衡
  4.1.1 雰囲気
  4.1.2 分解平衡
  4.1.3 蒸発平衡
 4.2 高温高圧水の状態について
  4.2.1 高温高圧水の状態と性質
  4.2.2 セラミック材料の合成への利用
  4.2.3 将来の展望
 4.3 熱力学
  4.3.1 熱力学の諸関数
  4.3.2 第2法則と平衡の条件
  4.3.3 多成分系と活量
  4.3.4 熱力学データとTempered Gibbs Energy

5.相転移,化学反応速度論

 5.1 スピノダル分解・分相
  5.1.1 分相の2つの機構
  5.1.2 イムミッシビリティ・ドームとコヒーレントな歪み 
  5.1.3 スピノタル分解の古典論,CahnCook理論
  5.1.4 原子間相互作用距離Rが最隣接原子間距離より大きいときのスピノダル分解
  5.1.5 ガラスのスピノダル分解の特徴と解析
  5.1.6 形態学(morphology
  5.1.7 スピノデル分解のまとめ
  5.1.8 核生成についてのコメント
 5.2 核生成と成長
  5.2.1 核生成
  5.2.2 過冷却と過飽和
  5.2.3 均一核生成速度
   [1] 気相、液相からの核生成
   [2] 誘導期間と核生成
   [3] 結晶界面
  5.2.4 不均一核生成とエピタクシー
   [1] 古典的核生成理論
   [2]原子論的核生成理論
  5.2.5 固相からの不均一核生成
  5.2.6 トポタクシーと核生成
  5.2.7 粒子の成長
   [1]気相,液相からの粒成長
 [2]樹枝状結晶の成長
  3]固相の熱分解と粒成長
  4]結晶粒の成長と異常成長
 5.3 相転移
  5.3.1 変移型相転移
   [1] マルテンサイト変態
   [2] 強誘電体
   [3] 磁性体
   [4] SiO2
  5.3.2 拡散型相転移
   [1] 合金の規則一不規則転移
   [2] 化合物の規則一不規則転移
   (A) 陽イオンの規則一不規則転移
   (B) 空格子点の規則一不規則転移
   (C) 格子間原子の規則一不規則転移
  5.3.3 高圧下の相転移
  5.3.4 微粒子の相転移
  1]変移型転移
  2]拡散型転移
 5.4 固体の反応
  5.4.1 固体一気体反応
  1]気体庄の影響
  2]不純物の影響
  3]界面反応が律速の場合
  5.4.2 固体一回体反応
  1]反応速度および反応機構
  2]粉末反応
  3]不純物の影響
  4]結晶学的関連−トポタクシー
 5.5 結晶成長
  5.5.1 成長様式の分類
  5.5.2 溶液からの単結晶育成法の原理
   [1] 疑似2成分系の相平衡
   [2] 異組成媒体を用いた帯械溶融法による分解溶融化合物,均質組成固溶体単結晶の育成
  5.5.3 結晶成長の過程と界面
  1]界面への物質移動
  2]成長界面の原子スケールでの形状
  3]成長界面上での活性種の安定サイトへの組み込み
  5.5.4 育成結晶中の組成変動の成因とセル構造
  1]セル構造の特徴
  2]セル構造の発生機構
  3]セル構造の防止法
 5.6 熱分解
  5.6.1 反応の過程
   [1] 昇温時の反応
   [2] 定温における反応の進行
   [3] 反応機構
  5.6.2 生成物の状態
   [1] 分解のトポタクシー
   [2] 生成物の拉径と格子の歪み
   [3]分解過程における生成物の焼結
   [4]原料母塩の化学種,調整法による生成物の差違
  5.6.3 熱分解法による化合物の合成
   [1] 混合物の分解
   [2] 共沈させた塩の分解
 5.7 メカノケミストリー
  5.7.1 メカノケミカル反応
  5.7.2 徴粉砕過程における構造変化
  5.7.3 微粉砕過程における新しい表面の発生と内部エネルギーの増加
  5.7.4 メカノケミカル効果による活性化
 5.8 格子欠陥と拡散
  5.8.1 欠陥の種類とその膿度
  1]ショトキー型およびフレンケル型の欠陥生成
   [2] 点欠陥の膿度
  5.8.2 点欠陥の拡散係数
  5.8.3 イオンの拡散係数
  5.8.4 促進拡散
  5.8.5 化学拡散と相互拡散
 [1]相互拡散
 [2]化学拡散
  5.8.6 重要な拡散関連過程とその解析例
 [1]酸化物を通しての酸素ガスの透過率および金属の高温酸化反応
 [2]高温でのファイバーや円筒状空隙の形状不安定性
 [3]温度勾配下での拡散と組成の不均一性の出現
 [4]セラミックス中の水素の拡散と透過率
 5.9 転位と塑性変
  5.9.1
転位の概念
  5.9.2 セラミックスと金属での転位挙動の差
  5.9.3 転位す/ヾl)に必要な臨界応力
 [1]パイエルスカ
 [2]熱活性化による転位の移動
  5.9.4 すべり系(slip system
  5.9.5 多結晶の変形と独立なすベり系の数
  5.9.6 バーガース・ベクトル
  5.9.7 転位の運動を妨げる2次的要因
 [1]静電荷の問題
 [2]不定比性(ノンストイキオメトり−)の影響
 [3]不純物の効果
 [4]徴構造の効果
  5.9.8 セラミックスの塑性変形は可能か
  5.9.9 さらにセラミックスを硬くするには
 [1]加工による影響
 [2]不純物硬化(固溶硬化)
 [3]析出硬化
 5.10 高温クリ−プ
  5.10.1 転位上昇によるクリープ
  5.10.2 拡散クリ−プ
  5.10.3 支配的なクリープ機構の領域
  5.10.4 クリープの実例
 5.11 ガラスの形成
  5.11.1 グラスの位置づけ
  5.11.2 熱力学的考察
  5.11.3 速度論的考察
  5.11.4 ガラスを形成する方法

6.セラミックスの組織と微細構造

 6.1 解析技術の進歩
  6.1.1はじめに
  6.1.2 解析手法の分類
   [1] 組成分離方法
   (A) 化学的分離方法
   (B) 物理的分離方法
   [2] 組成分析,同定方法
   (A) マクロキャラクター
   (B) ミクロキャラクター
  6.1.3 特徴ある23の手法における進歩
   [1] 螢光]線分析
   [2] 誘導高周波プラズマ発光分光分析
   [3] レーザーマイクロ発光分光分析
   [4] 固体質量分析
   [5] 分析電子顕微鏡
   [6] 電子分光分析
   (A) ]線光電子スペクトル分析(]PS
   (B) オージェ電子分光分析(AES
   [7] 高分解能電子薪微鏡
   [8] カソードルミネッセンス分析(CL
  6.1.4 まとめ
 6.2 多結晶体
  6.2.1 Characterizationの重要性
  6.2.2 組織と微細構造の基礎
 [1]組  織
   [2] 結晶の微細構造
   [3] 粒界の微細構造
   [4] 表面の微細構造
  6.2.3 エレクトロセラミックスの組織と微細構造
   [1] 結晶粒の微細構造
   [2] 粒界の特性利用
   [3] 表面の特性利
 6.3 結晶化ガラス
  6.3.1 結晶化ガラスとは
  6.3.2 製造工程
  6.3.3 結晶化過程
 6.4 多孔体
  6.4.1 細孔容積
  6.4.2 細孔の形態と細孔径
  6.4.3 比表面積
 6.5 複合セラミックス
  6.5.1 (粒子一粒子)複合セラミックス
 [1]チタン酸塩コンデンサ材料
 [2]高温導電性材料
  6.5.2(粒子一粒界)複合セラミックス
   [1] 透光セラミックス
   [2] 粒界絶縁形コンデンサ
   [3] 正特性サーミスタ
   [4] 酸化亜鉛バリスタ
   [5] 超硬工具材料
  6.5.3 その他の複合セラミックス

 

U.セラミックスに関する物性論の進歩と開発された材料

1.材料の熱的性質

 1.1熱伝導度
  1.1.1  熱伝導度の定義
  1.1.2 熱伝導度のメカニズム
   [1] 電  子
   [2] 格子振動
   [3] 放  射
  1.1.3 複合材の熱伝導
  1.1.4 熱伝導度の測定法
 1.2 熱膨張
  1.2.1 熱膨張率の定義
  1.2.2 結晶構造,比熱と熱膨張 
  1.2.3 複合体の熱膨張
  1.2.4 熱膨張率測定法

2.材料の機械的性質

 2.1 かたさ
  2.1.1 各種かたさ試験法
   [1] ビッカースかたさ
   [2] ヌ←プかたさ
   [3] ロックウェルかたさ
   [4] ブリネルかたさ
   [5] 引っ掻きかたさ
   [6] ショアかたさ
  2.1.2 かたさの物理的意義
   [1] マイヤーの法則
   [2] 球圧子による材料の変形
   [3] 角錐および円錐庄子による材料の変形
   [4] 動的かたさ測定の物理的意義
   [5] かたさと他の機械的性質との関係
   [6] 各種かたさ値の間の関係
   [7] かたさと塑性,脆性との関係
 2.2 セラミックスの強度と破壊
  2.2.1 完全結晶と実在結晶の強度
  2.2.2 破壊力学
  2.2.3 破壊予測
  2.2.4 破面解析(フラクトグラフイ)
   [1] 粒内と粒界破壊
   [2] 破壊発生源
   [3] 遅い亀裂の成長
  2.2.5 組織と強度
  2.2.6 高温強度
 2.3 強化理論
  2.3.1 材料の選択
  2.3.2 共存副成分
  2.3.3 組織のコントロール
  2.3.4 表面応力状態のコントロール
  2.3.5 表面きずのコントロール
  2.3.6 ガラスの結晶化
  2.3.6 複合化
 2.4 耐熱衝撃性
  2.4.1 熱衝撃抵抗
  2.4.2 種々の理論抵抗係数
   [1] 破壊抵抗係数
   [2] 損傷抵抗係数
   [3] クラック安定係数
  2.4.3 熱衝撃破壊統一理論
  2.4.4 統一理論と実験との対比
   [1] 初期クラックが小さい場合
   [2] 初期クラックが大きい場合
   [3] 強度変化におよぼす急熱と急冷の効果の比較
  2.4.5 むすび

3.材料の化学的性質

 3.1 吸着性
  3.1.1 吸着の概念
   [1] 物理吸着
   [2] 化学吸着
  3.1.2 吸着量の測定法
  3.1.3 吸着理論
   [1] 単分子膜吸着説
   [2] 多分子層吸着説
  3.1.4 吸着等温線
  3.1.5 吸着熱と湿潤熱
  3.1.6 酸化物の水の吸着構造
  3.1.7 酸化物の水に対する吸着性
  3.1.8 化学吸着熱および物理吸着熱
  3.1.9 吸着エントロピー
  3.4.10 表面の不均一性と吸着性
  3.4.11 有機溶媒の吸着性
  3.4.12 吸着剤
   [1] 活性炭
   [2] シリカゲル
   [3] 活性アルミナ
   [4] 合成ビオライト
  3.1.13 粒界への偏析
 3.2 触媒作用
  3.2.1 金属酸化物と酸・塩基性質
  3.2.2 酸・塩基触媒作用
  3.2.3 混合酸化物の酸点の発現
  3.2.4 酸点,塩基点生成に影響する因子
   [1] 熱処理による影響
   [2] 調製法の影響
  3.2.5 混合酸化物の触媒としての応用
  3.2.6 アルカリ土類酸化物の触媒作用
  3.2.7 ゼオライト,粘土系の触媒作用
 3.3 耐食性
  3.3.1 耐火物の損傷
  3.3.2 溶  解
  3.3.3 濡れと浸透
  3.3.4 雰囲気
   [1] 酸化雰囲気
   [2] 還元雰囲気
   [3] 真  空
  3.3.5 おわりに 

4.電気的,磁気的性質とセラミック電子材料

 4.1 電子物性とその材料
  4.1.1 電気伝導理論(金属)
   [1] 電子一電子散乱
   [2] 格子振動一電子の散乱
   [3] 磁気モーメントによる散乱
   [4] random系での散乱
   [5]パーコレーンョンの理論
   [6] 金属一絶縁体転移
  4.1.2 電気伝導理論(半導体)
   [1] 格子振動による伝導電子の散乱
   [2] 磁性体での易動度
   [3] ポーラロン
   [4] トンネル効果
  4.1.3 格子欠陥と原子価制御
   [1] 内因性・非化学量論的格子欠陥
   [2] 外因性・非化学量論的結晶
   [3] 外因性化学量論的格子欠陥
  4.1.4 微細構造伝導体
   [1] 微細構造と電気伝導
   [2] ZnOBi2O3バリスタ
   [3] 半導性チタン酸バリウム焼結体におけるPTC効果
   [4] 太陽電池用CdS焼結体
  4.1.5 吸着の影響
   [1] 吸着機構
   [2] 半導体ガスセンサー
  4.1.6 イオン導電体,固体電解質
   [1] アルカリイオン導電体
   [2] Ag+,Cu+導電体
   [3] プロトン導電体
   [4] 酸素イオン導電体
   [5] ハロゲンイオン導電体
  4.1.7 混合導電体
   [1] 酸素イオン導電体の混合伝導
   [2] 各種の混合導電体と応用
  4.1.8 電子放射
   [1] 熱電子放射
   [2] 電界放射
   [3] 2次電子放射
   [4] 光電子放射
  4.1.9 超伝導
  4.1.10 熱電効果
 4.2 誘電特性とその材料
  4.2.1 セラミックスの誘電性
   [1] 誘電定数と誘電特性
   [2] 微細構造と誘電特性
  4.2.2 高周波絶縁材料
   [1] 高周波絶縁材料の現状
   [2] IC基板・パッケージ用材料
   [3] マイクロ波用誘電体
  4.2.3 コンデンサ材料
   [1] セラミックコンデンサの現状
   [2] 半導体コンデンサ
   [3]積層コンデンサ
  4.2.4 圧電セラミックス材料
   [1] 圧電セラミックス材料の現状
   [2] PZT3成分系庄電セラミックス
   [3] その他の庄電セラミックス
   4.2.4 焦電セラミックス
 4.3 磁気的性質と磁性材料
  4.3.1 磁気の由来
   [1] 磁気モーメント
   [2] 磁気の担い手
   [3] 自由原子,イオンの磁気モーメント
   [4] イオン結晶内の磁性イオンが担う磁気モーメント
  4.2.3 フェリ磁性
   [1] 分子磁界
   [2] Neelの理論
   [3] 超交換相互作用
  4.3.3 酸化物磁性材料とその用途
  4.3.4 軟磁性材料
   [1] スピネル型フェライトの構造
   [2] スピネル型酸化物の陽
   [3] 陽イオン位置の選択
   [4] スピネル型フェライトの磁性
   [5] Zn−フェライトの置換固溶による磁性の改良
   [6] 微量添加物の効果
   [7] スピネル型フェライトの高周波特性
   [8] マイクロ波用フェライト
   [9] その他の材料
   (A) メモリー用フェライト
   (B) 磁気ヘッド用材料
   [10] フェライト焼結体の製造工程
  4.3.5 硬磁性材料
   [1] マグネトプランバイト型フェライトの構造
   [2] 結晶磁気異方性
   [3] フェライト磁石製造上の特徴
  4.3.6 磁気バブル材料
   [1] 磁  区
   [2] 磁気バブル
   [3] 要求される材料特性
   [4] 希土顆一鉄ガーネットの特徴
   [5] LPE法による磁気バブル用単結晶膜の製造

5.光学的性質と光学材料

 5.1 光学的各種機能と材料
  5.1.1 概  説
  5.1.2 結晶の光学的性質
   [1] 直線複屈折
   [2] 直線複吸収(直線2色性)
   [3] 円複屈折と円複吸収
  5.1.3 外力による効果
   [1] 電場効果
   (A) 電気光学効果
   (B) 電気吸光効果
   (C) 電気旋光効果と分極旋光効果
   [2] 応力効果
   (A) 光弾性効果
   (B) 庄旋光効果
   [3] 磁場効果
   [4] 光照射効果
   (A) 光屈折率効果
   (B) 光クロミズム
   (C) 光2色性
   [5] 非線型光学効果(NLO効果)
   (A) 非線型分極
   (B) 第2高調波発生(SHG
   (C) NLO材料
 5.2 透光性セラミックス
  5.2.1 概  説
  5.2.2 セラミックス透明化の条件
  5.2.3 透光性セラミックスの焼結プロセス
  5.2.4 原料粉末の影響
  5.2.5 添加物の影響
  5.2.6 焼結条件の影響
  5.2.7 透光性セラミックスの光透過率
  5.2.9 透光性セラミックスの応用
 5.3 光学ガラス
  5.3.1 光学グラスの組成
   [1] 古典的ガラス
   [2] ランタン系ガラス
   [3] 特殊ガラス
  5.3.2 光学ガラスの諸性質
   [1] 屈折率・分散
   [2] 透過率
   [3] 化学的耐久性(ヤケ)
  5.3.3 光学グラスの製造法
   [1] 粘土ルツボ法
   [2] 白金ルツボ法
   [3] 連続溶融法
 5.4 フォトクロミックガラス
  5.4.1 フォトクロミックグラスの種類と組成
  5.4.2 フォトクロミズム機構
  5.4.3 フォトクロミック特性
   [1] ハロゲン化銀の大きさと数
   [2] グラス厚さの影響
   [3] 照射光エネルギーおよび波長
   [4] 温度の影響
 5.5 着色ガラス
  5.5.1 イオンによる着色
  5.5.2 コロイドによる着色
 5.6 赤外線領域用光学材料
  5.6.1 ガラス
  5.6.2 結  晶
  5.6.3 透光性セラミックス
  5.6.4 プラスチックス
 5.7 選択反射性ガラス
  5.7.1 金属材料
  5.7.2 半導体材料
  5.7.3 誘電体材料
 5.8 電導性グラス
  5.8.1 SnO2
  5.8.1 In2O3
 5.9 レーザー材料
  5.9.1 概 説
  5.9.2 利得係数と螢光強度
  5.9.3 むすび
 5.10 螢光体
  5.10.1 最近の進歩
   [1] ]線用蒸着螢光面
   [2] カラーブラウン管用大粒子螢光体
   [3] 高コントラストカラーブラウン管用顔料使用螢光面
   [4] 高演色性螢光ランプ用螢光体
 5.11 顔料料
 5.12 レンズコーティング
  5.12.1 概 説
  5.12.2 反射防止膜の一般解説
  5.12.3 単層反射防止膜
  5.12.4 2層反射防止摸
  5.12.5 3層反射防止膜
  5.12.6 デイクロイックミラー
  5.12.7 カメラへの利用
  5.12.8 むすび

6.放射線損傷と材料

 6.1 放射線の種類と特乱および表示
  6.1.1 種類と効果の特徴
  6.1.2 粒子性放射線の束(フラックス)と全照射線量(フルエンス)
  6.1.3 γ線の表示方法
  6.1.4 中性子のエネルギーと呼称
 6.2 放射線損傷の分類
 6.3 はじき出し機構と生成する各種照射欠陥
  6.3.1 高速中性子によるはじき出し原子(KA)とそれによる多段はじき出し(カスケード)
  6.3.2 放射線の種類とはじき出し過程
  6.3.3 照射欠陥の種類
   [1] 点欠陥とフレンケル村対
   [2] 熱スパイクと変位スパイク
   [3] 稀薄領域
   [4] ポイド
   [5] スエリング(ふくれ)と照射焼結(やきしまり)
   [6] 照射成長
 6.4 金属材料の放射線損傷
  6.4.1 荷電粒子の作用
  6.4.2 γ線および電子線の作用
  6.4.3 損傷の回復
  6.4.4 照射による機械的性質の変化
 6.5 セラミックスの放射線損傷
  6.5.1 黒鉛あるいは炭素の放射線損傷
   [1] 欠陥の種類と挙動および影響
   [2] 常温付近での変化
   [3] 400℃以上の変化
  6.5.2 UO2
  6.5.3 BeOMgOA12O3Eu2O3ZrO2SiCB4Cなど
  6.5.4 ガラスの放射線損傷
   [1] シりカ・ガラス
   [2] ホウケイ酸グラス
   [3] 鉛ガラス
   [4] CeO2を含むNonbrowningガラス
   [5] その他のガラス

V.原料とその組成

1.天然材料

 1.1 概 説
  1.1.1 原料の性質
   [1] 主成分鉱物
   [2] 副成分鉱物および不純鉱物
   [3] 組 成
   [4] 化学組成
  1.1.2 生成の過程
   [1] 火成鉱床
   [2] 堆積鉱床
 1.2 ケイ酸質原料
  1.2.1 産  状
   [1]ペグマタイト
   [2] ケイ砂
   [3] ケイ石
  1.2.2 性 質
 1.3 粘土質原料
  1.3.1 粘土の性質
   [1] 非粘土鉱物成分
   [2] 組  織
   [3] 交換性陽イオン
  1.3.2 粘土鉱物の分類
   [1] 層状構造
   (A) 21構造(3層構造)
   (B) 11構造(2層構造)
   (C) 211構造
   (D)混合層構造
   [2] 複鎖状構造
  1.3.3 カオリン質原料
   [1] 木節粘土および蛙目粘土
   [2] 頁岩粘土
   [3] カオリン
  1.3.4 ろ う 石(パイロフイライト質原料)
  1.3.5 モンモリロナイト質原料
 1.4 高アルミナ質原料
  1.4.1 コランダム
  1.4.2. デイアスポア
  1.4.3. ボーキサイト
  1.4.4 ケイ線石族鉱物およびムライト
 1.5 陶石および長石質原料
  1.5.1 陶  石
   [1] 服部・河合陶石
   [2] 天草陶石
  1.5.2 長石質原料
   [1] ペグマタイト
   [2] アプライト
   [3] その他の長石質原料
 1.6 石灰質およびマグネシア質原料
  1.6.1 石灰石
  1.6.2 ドロマイト
  1.6.3 マグネサイト
 1.7 その他の原料
  1.7.1 石  綿
  1.7.2 クロム原料
  1.7.3 石  膏
  1.7.4 ホタル石
 1.8 原料の精製
  1.8.1 原料精製法の概要
  1.8.2 物理的精製法
   [1] 液体サイクロンによる分級
   [2] 水  簸
   [3] 遠心分離機による分級
   [4] 磁力選鉱
   [5] 重液分離
   [6] 泡沫浮遊選鉱
  1.8.3 化学処理
   [1] 還元溶出法
   [2] 酸化溶出法
   [3] 酸処理
   [4] 昇華法
 1.9 化学組成
  1.9.1 シリカ質原料
   [1] ケイ石・ケイ砂
   [2] ケイ藻土
  1.9.2 アルミナ質原料
   [1] ボーキサイト
   [2] シリマナイト族鉱物
  1.9.3 アルミナーシリカ質原料
   [1] 耐火粘土
   [2] 陶  石
   [3] ろ う 石
   [4] カオリン
   [5] 長  石
  1.9.4 石灰質原料
   [1] 石灰石
   [2] ホタル石
   [3] 石  膏
  1.9.5 マグネシア質原料
   [1] ドロマイト
   [2] マグネサイト
  1.9.6 セラミックス原料中の微量成分
  1.9.7 セラミックス原料の分析方法と分析
       用標準試料
       付表 セラミックス原料の化学組成

2.合成原料

 2.1 酸化物およびスピネル
  2.1.1 アルミナ
  2.1.2 マグネシア
  2.1.3 ジルコニア
  2.1.4 スピネル
 2.2 炭化物および窒化物
  2.2.1 製造方法
   [1] 炭化物粉末の製造方法
    A. 酸化物と炭素との反応
    B. 液相介在による反応
    C. 気相合成法
   [2] 窒化物粉末の製造方法
    A. 金属粉末と窒素あるいはアンモニアの反応
    B. 金属酸化物と炭素と窒素またはアンモニアの反応
    C. 気相合成法
  2.2.2 炭化物および窒化物の性質
  2.2.3 炭化物および窒化物の用途
 2.3 炭素および黒鉛
  2.3.1 構造と性質
  2.3.2 製  法
   [1] 一般炭素材料
   [2] ガラス状炭素
   . グラッシーカーボン
   . ビトロカーボン
   [3] 熱分解黒鉛
   [4] 活性炭
   [5] コロイド状黒鉛
   [6] シート状黒鉛
  2.3.3 用  途 

3.電子材料

 3.1 セラミックスコンデンサ用誘電材料
  3.1.1 セラミックコンデンサの種類と誘電材料
  3.1.2 セラミックコンデンサの製造法と誘電材料
  3.1.3 セラミック誘電材料の製造上の問題
   [1] 原料の選定
   [2] 秤  量
   [3] 混  合
   [4] 仮  焼
   [5] その他
  3.1.4 チタン酸バリウム
  3.1.5 むすび
 3.2 磁性材料
  3.2.1 フェライト粉体の製造方式
  3.2.2 フェライトに使用される主要な素原料と添加物
  3.2.3 個々の主原料の製造方式と代表的品質
   [1] 酸化第二鉄
   . 酸化第二鉄の製造方式
   . 酸化第二鉄の品質
   [2] 酸化亜鉛
   . 酸化亜鉛の製造法
   . 酸化亜鉛の品質
   [3] 酸化ニッケル
   . 酸化ニッケルの製造法
   . 酸化ニッケルの品質
   [4] 炭酸マンガン
   [5] 二酸化マンガン
   [6] 四三酸化マンガン
   [7] マグネシウム材料
   . 製造法
   . マグネシウム原料の品質
   [8] 酸化第二銅
   [9] 酸化コバルト
   [10] 炭酸バリウム
   . 製造法
   . 品  質
   [11] 炭酸ストロンナウム
   . 製造法
   . 品  質
   [12] その他
  3.2.4 添加物
   [1] アルカリ金属化合物
   [2] アルカリ土類金属化合物
   [3] Tb族金属化合物
   [4] Va族金属化合物
   [5] Vb族金属化合物
   [6] Wa族金属化合物
   [7] Wb族元素および化合物
   [8] Xa族金属化合物
   [9] Xb族金属化合物
   [10] Ya族金属化合物
   [11] Yb族金属化合物
   [12] 酸化コバルト
   3.2.5 その他

W.セラミックスの合成,焼結,加工に関する技術の進歩

1.単結晶育成技術の進歩

 1.1 概 説
 1.2 溶液法
  1.2.1 水溶液法
   [1] 冷却法
   [2] 蒸発法
   [3] 拡散法
  1.2.2 水熱法
   [1] 水熱育成法
   [2] 水熱反応法
   [3] 水熱脱水法
  1.2.3 融剤法
   [1] 単純析出法
   [2] 種結晶使用法
   [3] 変形引き上げ法
 1.3 溶融法
  1.3.1 容器を用いる方法
   [1] Bridgman法と関連法
   . 縦型Bridgman
   . 横型Bridgman
   [2] Czochralski法と関連法
   . Czochralski法の特徴
   . Czochralski法の直径自動制御
   . 形状制御とEFG
   [3] コングルエント溶融と非化学量論性
   [4] TSSG
   [5] 融液電解法とETC
   [6] 高圧溶融法と融液カプセル(LE)法
   . 高周波誘導加熱方式
   . 黒鉛抵抗加熱方式
  1.3.2 容器を用いない方法
   [1] 帯溶融法
   . 帯均質化法
   . 浮遊帯溶融法
   . アークイメージ方式
   [2] 火炎溶融法
 1.4 気相法
  1.4.1 昇華法
  1.4.2 気相反応法
  1.4.3 気相分解法
 1.5 むすび

2.薄膜育成技術の進歩

 2.1 概 説
  2.1.1 セラミック薄膜の有用性
  2.1.2 セラミック薄膜作成法の概略
  2.1.3 エピタキシー
 2.2 気相からの薄膜製造法
  2.2.1 化学反応法
   [1] CVD
   [2] 化学輸送法
   [3] 基板反応法
   [4] スプレー法
  2.2.2 物理的方法
   [1] 蒸着法
   [2] イオンプレーティング法
   [3] スパッタ法
   [4] プラズマ法
 2.3 液相からのセラミック瞑作成
  2.3.1 液相からのエビタキシー
   [1] LPE
   [2] EGM
   [3] 化学反応を伴う液相からの薄膜作成
 2.4 固柏反応を用いたセラミックス膜の作成
  2.4.1 固相反応による膜作成
  2.4.2 基板と固相反応による薄膜

3. ガラス製造技術の進歩

 3.1 概  説
 3.2 フロートプロセス
  3.2.1 フロートプロセスの意義
  3.2.2 フロートプロセスの原理
  3.2.3 フロートプロセスの設備
  3.2.4 薄板の成型法
  3.2.5 厚板の成型法
  3.2.6 フロートプロセス開発初期の問題
  3.2.7 フロートの化学
  3.2.8 まとめ
 3.3
 光学ガラスの連続溶融
  3.3.1 はじめに
  3.3.2 連続溶融用の装置
  3.3.3 連続溶融の工程と特徴
   [1] プレス成形法
   [2] ストリップ成形法
   [3] ルツボ溶融法
  3.3.4 連続溶融法で造られた光学ガラスの屈折率の変動と均質度
  3.4.5 連続溶融法における品質管理
 3.4 ガラスの電気溶融
  3.4.1 間接加熱および高周波加熱による溶融
  3.4.2 直接通電加熱による電気溶融
   [1] 原理と特徴
   [2] グラスの固有抵抗と温度との関係
   [3] 電気溶融炉の構造
   [4] 電気溶融炉の各部の構成
   [5] モデル実験
  3.4.3 ガラスの電気溶融の通用性
 3.5 ペレット
  3.5.1 ペレット化のための諸条件
  3.5.2 造粒プロセスおよび機器について
   [1] 使用原料の粒度調整
   [2] 調 合
   [3] 苛性ソーダの添加
   [4] 造  拉
   [5] ペレットの乾燥
   [6] ペレットサイズのふるい分け
   [7] 貯蔵および出荷
  3.5.3 ペレットの特性
   [1] 溶解特性
   [2] 清澄特性
   [3] カレットと混用の問題
   [4] タンク窯への投入法
   [5] その他,着色ガラス
  3.4.5 おわりに
 3.6 バブリング
  3.6.1 目  的
  3.6.2 構  造
  3.6.3 考  察

4. 成形技術の進歩

 4.1 概  説
 4.2 スリップキャスティング法
  4.2.1 排泥鋳込み
  4.2.2 固形鋳込み
   [1] 解膠剤
   [2] 保護コロイド
   [3] 遅凝膠剤
 4.3 ラバープレス法
 4.4 インジェタション・モールディング
 4.5
 ドクタープレード法
   [1] 結合剤
   [2] 可塑剤
   [3] 解膠剤
   [4] 溶  媒
 4.6 ハニカム構造
 4.7 自動成形機(ローラーマシン)
 4.8 庄粉体(力学および成形)

5.焼結技術の進歩

 5.1 概  説
 5.2 加圧焼結法
  5.2.1 圧力の単位
  5.2.2 高圧力発生の方法
  5.2.3 圧力測定
  5.2.4 加圧焼結法の分類と装置
   [1] 通常のホットプレス装置
   [2] ピストンーシリンダ型高圧装置
   [3] ベルト型高圧装置
   [4] 多面体アンビル型高圧装置
  5.2.5 高圧焼結法の問題点
 5.3 熱間静水圧プレス法(HIP
  5.3.1 熱間静水圧プレス技術の誕生
  5.3.2 HIP装置
  5.3.3 HIP装置の問題点
  5.3.4 HIP法の今後の動向
 5.4 透光性焼結体
  5.4.1 光性焼結体の登場
  5.4.2 透光性焼結体の種類
  5.4.3.焼結体の透光性
 5.5 超硬材料の焼結
  5.5.1 超硬材料
  5.5.2 ダイヤモンドと立方晶BNの焼結
  5.5.3 その他の非酸化物材料

6. 表面仕上げ法・除去加工法の進歩

 6.1 概  説
  6.1.1 加工法の分類
 6.2 加工技術の動向
  6.2.1 全般的傾向
  6.2.2 セラミックス加工の動向
  6.2.3 セラミックス加工の特異性
 6.3 セラミックスの微視的変形破壊特性と加工機構
  6.3.1 加工単位と材料の変形破壊挙動
  6.3.2 セラミックスの加工機構
   [1] 研削加工
   [2] その他の砥粒加工
  6.3.3 セラミックスの加工にあたっての考え方
 6.4 砥粒加工法
  6.4.1 研  削
   [1] ダイヤモンド砥石による研削
   [2] 普通砥石による研削
  6.4.2 ホーニング,超仕上げ
  6.4.3 研摩布紙加工
  6.4.4 ラッピング
  6.4.5 ポリシング
  6.4.6 バレル加工
  6.4.7 超音波加工
  6.4.7 噴射加工
 6.5 単一刃具による加工法
  6.5.1 切削加工
  6.5.2 割  断
  6.5.3 繰り返し衝撃加工
 6.6 物理・化学的加工法
  6.6.1 エッチング,フォトエッチング
  6.6.2 化学研摩
  6.6.3 複合ポリシング
  6.6.4 放電加工
  6.6.5 超高周波加工,マイクロ波加工
  6.6.6 電子ビーム加工
  6.6.7 イオンビーム加工
  6.6.8 プラズマジェット加工
  6.6.9 レーザ加工
 6.7 各加工法の部品製造への通用例
  6.7.1 切  断
  6.7.2 穴あけ 
  6.7.3 非球面加工
 6.8 新しく開発された超精密加工法
  6.8.1 微少量弾性破壊による鏡面仕上げ
  6.8.2 軟質パウデーによるメカノケミカルポリシング
  6.8.3 ハイドレーション・ポリシング
  6.8.4 ノン・コンタミネネーション加工
 6.9 後の問題点

7. 表面処理および接着技術の進歩

 7.1 概  説
 7.2 セラミックコーティング
  7.2.1 CVD
   [1] 析出過程
   [2] 流動層
   [3] リキッド・ヘッド
   [4] バオロリテック・スプレー
  7.2.2 ガス爆発溶射
  7.2.3 線爆溶射
 7.3 セラミックおよびグラスと金属との封着
  7.3.1 封着の基礎
   [1] セラミック.グラスと金属の熱膨張
   [2] 濡れ,界面反応および界面における物質移動
  7.3.2 セラミックと金属との封着
   [1] セラミック.封着金属の熱膨張
   [2] 高融点金属法
   [3] 活性金属法
   [4] 酸化物ソルデー法
   [5] 各種封着構体の封着強度,その他
  7.3.3 ガラスと金属との封着
   [1] ガラス,封着金属の熱膨張
   [2] 鉄とガラスとの封着
   [3] コバールとガラスとの封着
   [4] ジュメットとグラスとの封着
 7.4 半田ガラス
  7.4.1 化学組成
  7.4.2 製  法
  7.4.3 性質と測定法
  7.4.4 結晶性半田ガラス
  7.4.5 改  質
  7.4.6 使用方法と応用例

8. 繊維およびウィスカー

 8.1 概 説
 8.2 炭 素
  8.2.1 炭素繊維の歴史
  8.2.2 繊維の構造と種類
  8.2.3 製  法
  8.2.4 市販品の種類と製品形態
  8.2.5 特  性
  8.2.6 応用分野
 8.3 アルミナ
  8.3.1 ウィスカー
  8.3.2 単結晶の連続フィラメント
 8.4 ジルコニア
 8.5 炭化ケイ素
  8.5.1 ウィスカー
  8.5.2 複合フィラメント
  8.5.3 連続繊維
 8.6 ガラス繊維
  8.6.1 ガラス繊維の製造
   [1] 長繊維
   [2] 連続単繊維
   [3] グラスウール
  8.6.2 ガラス繊維製品の物性
   [1] 長繊維の物性
   [2] グラスウールの特性
 8.7 チタン酸カリウム繊維
  8.7.1 用  途
  8.7.2 合  成
   [1] 焼成法
   [2] 溶融法
   [3] フラックス法
   [4] 水熱法
  8.7.3 諸性質
   [1] 結晶学的性質
   [2] 熱的性質
   [3] 物理的性質
   [4] 化学的性質
 8.8 セラミックファイバー
  8.8.1 ロックウール
  8.8.2 アルミナシリケート質ファイバー
  8.8.3 シリカファイバー
   [1] 溶融石英ファイバー
   [2] 高ケイ酸質ファイバー
  8.8.4 アルミナファイバー
  8.8.5 ジルコニアファイバー

9.微細多孔体

 9.1 触媒と担体
  9.1.1 触媒・担体の製造とその原理
   [1] 沈澱法
   [2] 含浸担持法
  9.1.2 内部表面利用率(触媒有効係数)
 9.2 フィルター
  9.2.2 微細多孔体フィルター
  9.2.2 多孔質ガラス
  9.2.3 多孔質ガラスの気体一気体分離への応用
  9.2.4 多孔質のタバコフィルター
  9.2.5 ゼオライトによる空気からの02分離
  9.2.6 多孔質ガラスの海水の淡水化への応用
  9.2.7 生化学への応用
  9.2.8 その他の応用

10. 軽量体

 10.1 概  説
 10.2 各種バルーン
 10.2.1 アルミナ・バブル
   [1] バブルの製造
   [2] バブルの性質と用途
  10.2.2 ジルコニア・バブル
  10.2.3 グラス・バルーン
  10.2.4 炭素バルーン
  10.2.5 パーライト
   [1] 原  料
   [2] 製造方法
   [3] 性質と用途
 10.3 軽量骨材
  10.3.1 軽量骨材の分類
  10.3.2 軽量骨村の原料の性状と発泡機構
   [1] 原料の化学的,物理的性質
   [2] 原料の鉱物組成とガスの発生
  [3]膨張頁岩に関する試験例
   [4] 発泡機構の要約
  10.3.3 製造技術の進歩
   [1] 原料の処理
   [2] 焼成技術
  10.3.4 将来の展望
  10.4 気泡コンクリート
  10.4.1 気泡コンクリートの技術的変遷
  10.4.2 気泡コンクリートの分類
  10.4.3 気泡コンクリートに用いられる諸材料
   [1] 常圧湿潤養生による気泡コンクリートの結合材料
   [2] オートクレープ養生による結合材料
  10.4.4 気泡コンクリートの製造法概要
   [1] 結合材の配合
   [2] 実用化されている気泡コンクリート

11.複合材料の技術

 11.1 概  説
 11.2 複合化による強化機構
  11.2.1 粒子分散強化機構
  11.2.2 繊維強化機構
   [1] 連続繊維による強化
   [2] 繊維軸と角度θをなす方向の強さ
   [3] 短繊維による強化
 11.3 サーメット
  11.3.1 WC基サーノット
   [1] WCの製法と性質
   [2] 超硬合金の製法
   [3] 超硬合金の最近の進歩、発展
  11.3.2 TiC基サーメット
   [1] TiCの製法と性質
   [2] TiC基サーメットの製法
   [3] TiC基サーメットの性質と最近の進歩
  11.3.3 TiCTiN基サーメット
  11.3.4 TiC基分散・析出硬化型サーメット
 11.4 セラミック分散強化合金
  11.4.1 母相金属および分散セラミック粒子の種類 
  11.4.2 分散強化合金の種類と性質
   [1] 表面酸化法
   [2] 混合酸化物の還元法
   [3] 内部酸化法
   [4] 機械的混合法
 11.5 セラミック繊維強化コンクリート
  11.5.1 FRCの強化機構
  11.5.2 ガラス繊維補強セメント(GFRC
   [1] 耐アルカリグラス繊維
   [2] GFRCの成形方法
   [3] GFRCの特性
   [4] GFRCの用途
  11.5.3.鋼繊維補強コンクリ−ト(SFRC
   [1] 鋼繊維
   [2] SFRCの特性
   [3] SFRCの用途
 11.6 セラミックウィスカー強化セラミック,プラスチック,メタル
  11.6.1 素材としてのセラミックスウィスカー
  11.6.2 ウィスカー強化型複合材料の製法と性質

X.システムから見たセラミックス材料
―応用―


<1.> 輸 送

0. はじめに

1. ガラス
 1.1 車両用窓ガラス
 1.2 強化ガラス
  1.2.1 強化グラス
  1.2.2 風冷式全面強化ガラス
  1.2.3 部分強化ガラス
  1.2.4 液冷強化ガラス
  1.2.5 化学強化グラス
 1.3 合わせガラス
  1.3.1 合わせガラス
  1.3.2 普通合わせガラス
  1.3.3 HPR合わせガラス
  1.3.4 薄板強化合わせガラス
 1.4 複層ガラス

2. 自動車用ブレーキ材料とセラミックス

 2.1 自動車用ブレーキ材料
   [1] ブレーキの種類
   [2] 自動車用ブレーキ材料の製造方法
   [3] 畠動専用ブレーキ材に対する要求性能
 2.2 自動車用ブレーキ材料に使用されているセラミックス
  2.2.1 材料を使用するとき考慮する点
   [1] 熱的性質
   [2] 化学的性質
   [3] 摩擦面で起こるメカノケミストリー
  2.2.2 ブレーキ材料に使用されているセラミックス
   [1] 補強材
   [2] 無機充填剤
   [3] 固体潤滑剤
   [4] 研削

3. プラグ
 3.1 まえがき
 3.2 プラグの構造と要求特性
 3.3 高アルミナ質絶縁体の現状
  3.3.1 アルミナ磁器の性質
  3.3.2 市販プラグ絶縁体の現状
 3.4 むすび

4. 車両番号識別装置への応用
 4.1 車両番号識別装置
 4.2 セラミック共振子に要求される特性

2> 通侶,計算機

0. はじめに

1. 振動子,発振子,セラミックフィルター
 1.1 庄電振動子としての応用
  1.1.1 セラミック共振子,セラミックフィルター
   [1] AM用フィルター
   [2] TVおよびFM用フィルター
  1.1.2 表面波フィルター
   [1] 表面波用庄電基板に要求される条件
   [2] 各種表面波フィルター
 1.2 超音波加湿器用振動子としての応用
  1.2.1 超音波による霧の発生原理
  1.2.2 振動子の構造

2. 電波吸収体
 2.1 電波吸収体の動作原理
 2.2 フェライト電波吸収体
  2.2.1 電気磁気特性
  2.2.2 電波吸収特性
 2.3 複合フェライト電波吸収体

3. フェライト
 3.1 ソフトフェライトの用途
 
4. コンデンサ
 4.1 単層形セラミックコンデンサ
   [1] 製造方法
   [2] 用途および誘電体材料
   A)温度補借用セラミッタコンデンサ
   B)高誘電系セラミックコンデンサ
   C)高圧用セラミックコンデンサ
   D)高周波用マイクロコンデンサ
 4.2 多層(積層)セラミックコンデンサ
 4.3 半導体コンデンサ
 4.4 コンデンサの最近の話題
  4.4.1 積層セラミックコンデンサ
  4.4.2 自動挿入用コンテンサ
  4.4.3 半導体コンデンサ
  4.4.4 可変下りマコンデンサ
  4.4.5 高電圧用コンデンサ
  4.4.6 高層披用コンデンサ
  4.4.7 マイクロ波用誘電体

5.抵抗体(Resistor
 5.1 サーミスタ
  5.1.1 概論と特性
  5.1.2 原料と製法
  5.1.3. 構造と種類
  5.1.4 特徴と用途
  5.1.5 将来の発展
 5.2 バリスタ
  5.2.1 概論と特性
  5.2.2 席料と製法
  5.2.3 構造と種類
  5.2.4 特徴と用途
  5.2.5 将来の発展

6. オプティカルファイバー
 6.1 オプティカルファイバーの種類と特性
 6.2 オプティカルファイバーの応用
  6.2.1 公衆通信用
  6.2.2 その他通信用
  6.2.3 画像直接伝送用,光直凍伝送用
 6.3 オプティカルファイバーのケーブル化
  6.3.1 ファイバーの補強
  6.3.2 ケーブル化

7. レーザー
 7.1 レーザーとセラミックス材料
 7.2 ルビーレーザー
 7.3 NdYAGレーザー
 7.4 Nd:ガラスレーザー
 7.5 固体レーザー発振器
  7.5.1 連続(CW〉発振
  7.5.2 通常パルス発振
  7.5.3 Qスイッチ発振
  7.5.4 モード同期発振
 7.6 レーザー材料の破壊限界と自己集束現象

8. 磁気テープ
 8.1 磁気テープに使われるセラミックスの役割
 8.2 磁気テープ用磁性材料
 8.3 テープに要求される特性と磁性材料の特性との関係
 8.4 注目すべき技術
 8.5 今後の動向

<3>電気,エネルギー

0. はじめに

1. 電  池
 1.1 固体電解質電池の必要性
 1.2 β-アルミナを用いる電池
  1.2.1 NaS電池
  1.2.2 Na/]電池など
  1.2.3 Naヒートエンジン
 1.3 ZrO2セラミックスを用いる高温燃料電池
 1.4 室温型固体電解質電池
  1.4.1 Ag電池
  1.4.2 Li電池
  1.4.3 Na電池

2. 光化学電池
 2.1 太陽電池と光化学電池
 2.2 光化学電池の分類
 2.3 ガルバニ光電池
 2.4 電気化学光電池
  2.4.1 半導体電極の励起と光増感電解
  2.4.2 電気化学光電池による水素と電気エネルギーの生成
  2.4.3 いろいろの半導体を用いる電気化学光電池
 2.5 セラミックス材料を用いた電気化学光電池

3. 発熱体
 3.1 発熱体の種類と形状
 3.2 発熱体の特性
  3.2.1 物  性
  3.2.2 各種雰囲気に対する安定性
  3.2.3 抵抗の温度特性
 3.3 用 途

4. センサー(各種)
 4.1 システム技術の新展開と要求されるセンサー
 4.2 セラミックス・センサー
 4.3 CdSCdSe焼結体フォト・センサー
 4.4 ホ→ル効果薄膜磁気センサー
 4.5 フェライト磁気ヘッド
 4.6 超音波センサー
 4.7 セラミックス2次電子増倍管
 4.8 焦電型遠赤外線センサー
 4.9 NTC(負温度係数)サーミスタ
 4.10 相転移型サーミスタ
 4.11 ベルトライド・ガスセンサー
 4.12 ジルコニア酸素センサー
 4.13 A E T
 4.14 C C T(触媒燃焼法可燃性ガスセンサー)
 4.15 半導体湿度センサー

5. 接  点
 5.1 接点現象と材料
 5.2 接点材料における酸化物・炭化物
 5.3 酸化物・炭化物複合材料の製造法
 5.4 むすび

6. エネルギー変換とセラミック材料
 6.1 MHD発電と材料
  6.1.1 はじめに
  6.1.2 MHD発電システム
  6.1.3 発電チャネル材料
   [1] 電極材料
  (A)酸化物系材料
  (B)高融点金属性化合物系材料
  (C)耐熱合金糸電極材料
   [2] 絶縁璧材料
  6.1.4 熱交換器用材料 
  6.1.4 むすび

7. 熱一化学エネルギー変換材料
 7.1 金属水素化物
 7.2 金属水素化物の分解反応とそのエネルギー変換機能
 7.3 水素の貯蔵輸送技術への応用
 7.4 蓄熱技術への応用
 
8. 太腸エネルギーとセラミックス
 8.1 太陽炉とガラス材料
 8.2 ソーラーハウスとガラス材料
 8.3 ガラス材質だけの集熟器
 8.4 ガラス管ハニカム構造集熱器
 8.5 曲率を持った反射鏡による集光器
 8.6 赤外線透過グラス
 8.7 赤外線反射材料
 8.8 集熱板とセラミックス
 8.9 太陽熱吸収酸化物の構造
 8.10 太陽熱電子発電用材料

9. 断熱材
 9.1 粉末・粒子状断熱材
  9.1.1 粉末断熱材
   1]塩基性炭酸マグネシウム粉末
   2]アルミナ粉末
   3]炭素粉末
  9.1.2 多孔性粒子断熱材
   1]ケイソウ土(珪藻土)
   2]バーミキュライト(蛭石)
   3]パーライト
  9.1.3 バルーン断熱材
   1]カーボンバルーン
   2]アルミナバルーン
   3]シラスバルーン
 9.2 固体断熱材
  9.2.1 泡ガラス
  9.2.2 耐火断熱レンガ
  9.2.3 発泡コンクリート
 9.3 繊維状断熱材
  9.3.1 石  綿
  9.3.2 ケイ酸カルシウム
  9.3.3 チタン酸カリウム繊維
  9.3.4 ガラスウール
  9.3.5 ロックウール
  9.3.6 スラグウール
  9.3.7 セラミック繊維
  9.3.8 シリカ繊維
  9.3.9 アルミナ繊維
 9.4 空気層断熱材
  9.4.1 複層板グラス
 9.5 複合断熱材
  9.5.1 断熱キャスタブル
  9.5.2 断熱プラスチック

10.原子力工業とセラミックス
 10.1 原子炉および付属施設で用いられるセラミックス
  10.1.1 核燃料本体としてのセラミックス
  1] 酸化物系
   (A) UO2
  (B)PuO2
  (C)ThO2
  2]炭化物および窒化物系
  (A)UC
  (B)UN
  10.1.2 被覆粒子燃料(Coated Particles Fuel)―セラミックス燃料核とセラミック被覆材―
  10.1.3 減速材,反射材,構造材としての黒鉛あるいは炭素材料
  10.1.4 セラミック制御棒材料
  1]炭化ホウ素
  2Eu23
  10.1.5 原子炉遮蔽用セラミックス
  10.1.6 構造材
 10.2 放射線廃棄物の処理・処分とセラミックス

4>医療,医化学

0. はじめに
1. 人工歯根および人工骨
 1.1 人工歯根
  1.1.1 人工歯根の必要条件
  1.1.2 セラミックス人工歯根
  1]アルミナ(A123
  2]カーボン(C
  3]バイオグラス
  4T C P
  5]アパタイト焼結
 1.2 人工骨
  1.2.1 骨欠損用充填骨材セラミックス
  1TCPCa3PO42〕セラミックス
  2]アパタイトセラミックス
  1.2.2 骨折用固定具
  1.2.3 関節用セラミック材料
  1]股関節用セラミックス
  2]関節用セラミック
  3]膝関節用セラミック
  1.2.4 今後の展望
 2.1 感温素子
  2.1.1 体温測定
  2.1.2 深部体温計
  2.1.3 医用サーモグラフイー
  2.1.4 感温素子の他の応用
 2.2 音響振動子
  2.2.1 超音波診断装置
  2.2.2 超温波血流計
  2.2.3 超音波胎児心音計
  2.2.4 その他の超音波の応用例
  2.2.5 可聴周波数領域での音響振動子の応用
 2.3 放射線検出器
  2.3.1 試料測定装置
  2.3.2 体内分布測定装置
  2.3.3 固定検出器型検査装置
  2.3.4 ]線診断装置
  2.3.5 コンピュータトモグラフイー
 2.4 光電素子
  2.4.1 血中酸素飽和度計
  2.4.2 心柏出量測定
  2.4.3 脈波計
  2.4.4 その他の光電素子の応用例
 2.5 歪みゲージ
 2.6 むすび

5> 機械・精密
 
1. 耐熱・強度を要求される部材

1.1 クラシックなセラミックスの耐熱強度部材としての応用
  1.1.1 耐熱高強度材料
  1]マグネシア焼結体
  2]ジルコニア焼結体
  3]アルミナ煉結体
  4]アルミナ質電融鋳造物
  1.1.2 耐熱衝撃材料
 1.2 ニューセラミックスの耐熱強度部材としての応用
  1.2.1 非酸化物セラミックス
  1.2.2 耐熱高強度部材の問題点
  1]開発すべき材料
  2]セラミックスの長所
  3]解決すべき問題点
   (A) 成形体の製造加工技術の確立
   (B) 成形体の高温での特性評価法の確立
   (C) セラミック部材のための設計法の確立

2. セラミックスの硬さを利用した加工用工具
 2.1 研削砥石
  2.1.1 最近の研削砥石動向
  2.1.2 ボラゾン砥粒
  2.1.3 研削条件と砥石の選択
  1]円筒研削での試験
  2]クランクピン研削の使用実績
  3]カムプロフィル研削の使用実績
  4]ベアリング軌道研削の使用実績
  5]ギヤ,シャフト関係のアングルスト,ライド
 2.2 デイヤモンド砥石および、デイヤモンドCBNコンパクト
  2.2.1 ダイヤモンド工具の利用分野
  2.2.2 イヤモンド工具の性能
  1]ダイヤモンドの選定
  2]ボンドの種類
  3]研削方法の進歩
  2.2.3 ダイヤモンドコンパクトおよびCBNコンパクト
  1]デイヤモンドコンパクト
  2CBNコンパクト
 2.3 セラミック工具およびサーメット工具
  2.3.1 セラミック工具の種類と特性
  2.3.2 サーメット工具の種類と特性
  1TiC系サーメット工具
  2TiN系サーメット工具
  3]ナイトライド工具
  2.3.3 セラミック工具,サーメット工具の使用分野と使用条件
  2.3.4 セラミック工具,サーメット工具の使用法
  1]固定方法と研削方法
  2]実用上の注意事項
 2.4 研摩布紙,研摩刺その他
  2.4.1 研摩布紙
  1]種  類
   (A) 研摩ベルト
   (B) 研摩スリーブ
   (C) フラップホイール
   (D) ユニット・バフ・タイプ研摩布ホイール
   (E) ポリシング・コルクベルト
   (F) 綱目研摩布
   (D) 研削切断綱目ディスク
   (H) 研摩織布
  2]製造方法
  3]性質と用途
   (A) 一般的性質と試験方法
   (B) 用  途 

3. セラミックスの摩接,摩耗特性を利用した部材
 3.1 糸道,シール,軸受
  3.1.1 糸  道
  1]使用目的,使用場所
  2]役割,特性
  3]使用条件など
  3.1.2 シ ー ル
  1]使用目的,使用場所
  2]役  割
  3]使用条件,特性
 3.1.3 軸  受
 3.2 デイヤモンド系摺動部材
  3.2.1 デイヤモンド単体としての利用
  1]摺動部材に要求きれる特性
  2]ダイヤモンドの摩粍の方向性
  3.2.2 ダイヤモンド粉末の利用
  1]デイヤモンド粉末のボンディング
  2]ダイヤモンド焼結体
 3.3 カーボン摺動部材
  3.3.1 機械用摺動部材
  1]軸  受
   (A) ラジアル軸受
   (B) スラスト軸受
  3.3.2 シールリング
  1]軸面シール(パッキン
  2]端面シール
  3.3.3 回転羽根
  3.3.4 電気用摺動部材
   [1] スライダー
   [2] カーボンブラシ
 3.4 固体潤滑剤
  3.4.1 固体潤滑剤の特性とその採用の目安
  3.4.2 固体潤滑剤の各種製品特性
  3.4.3 固体潤滑剤の効果
  3.4.4 固体潤滑剤の使用法
  3.4.5 窯業設備機械の潤滑条件
  3.4.6 通用例
  1]ボールミルの駆動ギヤおよび軸受
  2]真空土練機
  3]自動成型軸受
  4]トランスファーのスライド面
  5]乾燥機のチェーン
  6]トンネル窯台車ベアリング
  7]各種高温部のネジやボルト
  8]送排風機(プロワー)の軸受
  9]ローラーハースキルンの駆動チェーン
  10]搬送用のハンガーコンベアチェーン
  11]ンプレッサーのクランクケース
 3.5 サーノット系摩擦材料
  3.5.1 サーメット系摩擦材料の開発
  3.5.2 サーメット系摩擦材料の構成
  1]サーメット系摩擦材料の巨視的な構成
  2]サーメット系摩擦材料の微視的な構成
  3.5.3 サーメット系摩擦材料の実用特性
  1]実用上注意を要する諸特性
  2]実用上利点とみなきれるサーメット系材料の諸性質
4. 耐食性を要求される部村
5. セラミックスの特性を利用した複合材料
 5.1 無機繊維材料
  5.1.1 ACMHRF
  5.1.2 炭素繊維の用途
  5.1.3 ホウ素繊維の用途
  5.1.4 化ケイ素繊維の用途
  5.1.5 アルミナ繊維の用途
 5.2 マンナブルセラミックス
  5.2.1 機械加工とセラミック材料
  5.2.2 セラミックスと加工技術
  5.2.3 セラミックスの応用

6. 熱の不良導性部材
 6.1 固体の熱伝導率
 6.2 主要な熱の不良導性部材
  6.2.1 寸法精度の要求される部材
  1]ケイ酸カルシウム系材料
  2]石綿セメント板
  3]石綿根.石綿紙,石綿布
  6.2.2 寸法精度のあまり要求されない部材
  1]ロックウール、グラスウール断熱材
  2]セラミックファイバー
  3]石  綿
 6.3 その他の熱の不良導性部材
  1]シリカゲル断熱材
  2]新しい耐熱繊維

6> 建築,建材,土木

1. ガラス
 1.1 反射・吸熱ガラス
  1.1.1 反射・吸熱ガラスの種類と特徴
  1.1.2 反射・吸熱ガラスの省エネルギー効果
  1.1.3 反射・吸熱ガラスの使用上の注意
  1]熱割れ
  2]反射光の周囲環境におよぼす影響
  3]反射像の乱れ
  4]その他
 1.2.2重ガラス
  1.2.1 複層グラスの種類
  1.2.2 仕  様
  1.2.3 性  能
  1]光学特性
  2]断熱性能
  3]防露性,防寒性
  4]遮音性能
  5]耐風圧強度
  1.2.4 性能評価方法
  1]断熱特性
  2]露点性能
  3]耐候性試験
  1.2.5 用途と使用上の注意
  1]使用分野
   [2] 使用上の注意
 1.3 安全ガラス
  1.3.1 安全ガラスの種類
  1]合わせガラス
  2]強化ガラス
  3]綱入および繰入グラス
  1.3.2 安全ガラスの性能条件と用途
  1.3.3 安全ガラスの性能
  1.3.4 安全ガラスの性能評価方法
  1ANSI Z 9711975〈米国〉
  2CPSC(米国)
  3I S O
  1.3.5 安全ガラス使用上の注意
  1]合わせガラス
  2]強化ガラス
  3]網入または線入ガラス

2.セメント
 2.1 セメントの種類
  2.1.1 自硬性セメント
  1]ポルトランドセメント
  2]アルミナセメント
  3]膨張セメント
   [1] 酸性リン酸塩セメン
  
[5] 石  膏
  2.1.2 潜在水硬性セメント
   [1] 石灰スラグセメント
   [2] 高炉セメント
   [3] 高硫酸塩スラグセメント
   [4] キーンスセメント
  2.1.3 混合セメント
   [1] 石灰ケイ酸塩系混合セメント
   [2] 石灰ケイ酸塩以外の系からなるセメント
 2.2 セメントの水和と硬化
  2.2.1 セメント化合物と性質
  2.2.2 セメントの水和反応
  2.2.3 セメント硬化体の強度
  2.2.4 強度におよぼす要因
   [1] 粒度分布の影響
   [2] 混和剤
   [3] 加熱養生の影響
  2.2.5 セメント硬化体の耐久性
   [1] 乾燥による脱水
   [2] 加熱による変化
   [3] コンクリートの炭酸化
   [4] 硬化体中のイオンの挙掛
 2.3 特殊な用途とセメント
  2.3.1 省力化および緊急工事と早強・超速硬セメント
  2.3.2 省資礪・省力化を呂指す高強度セメント
  2.3.3 ひび割れ防止の膨張セメント
  2.3.4 海洋開発とセメント
  2.3.4 エネルギー確保のための油田開発と地熱の利用
   [1] 油  井
   [2] 地熱井
   [3] セメント
 2.4 セメント製品
  2.4.1 繊維補強セメント製品
  2.4.2 鉄筋コンクリート管
  2.4.3 A L C
  2.4.4 耐火断熱,保温,吸音材
  2.4.5 人工軽量骨材
  2.4.6 石膏製品
   [1] 石膏プラスター
   [2] 石膏ボード
  2.4.7 石  灰

7> 化学工業,金属工業,窯業

1.グラスライニング機器
 1.1 工業用グラスライニング
 1.2 種類・等級および記号
 1.3 特  徴
 1.4 物理的性質
 1.5 化学的性質
  1.5.1 耐酸性
  1.5.2 耐アルカリ性
 1.6 機械的性質
  1.6.1 耐機械的衝撃
  1.6.2 耐熱衝撃
 1.7 製造技術
  1.7.1 グラスライニングの製造工程
  1.7.2 品質と技術
   [1] 鋼板の選定
   [2] 製缶・溶接
   [3] グラスの焼き付け
 1.8 グラスライニング機器の用途

2.電  極
 2.1 金属・ガラス溶解用電極
  2.1.1 黒鉛電極
  2.1.2 酸化スズ電極
 2.2 化学工業用電極
  2.2.1 黒鉛電解板
  2.2.2 マグネタイト電極
  2.2.3 ガラス電極
 2.3 透明セラミック薄膜電極

3. 炉  材
 3.1 高炉用耐火物
  3.1.1 炉壁用高耐食性レンガ
  3.1.2 高炉庄人材
  3.1.3 出銑樋材
 3.2 精錬炉用耐火物
  3.2.1 転炉用吹き付け材
  3.2.2 電気炉用耐火物
  3.2.3 特殊精錬用耐火物
 3.3 加熱炉用炉材

8> 宇宙・海洋

1.宇  宙
 1.1 SRSSおよびST 
   [1] SR(探査ロケット)
   [2] SSおよびST
 1.2 SyLSLSFおよびSSt
   [1] S y L
   [2] SL
   [3] SFおよびSSt

2.海  洋

9> 生活材料

1. 生活の中のセラミックス
 1.1 煙草と宝石
 1.2 調理用耐熱性食器
 1.3 省エネルギーとセラミックス
 1.4 未来の生活とセラミックス

2.メガネ(眼鏡)
 2.1 眼鏡レンズの種類
  2.1.1 視度補正用(球面レンズ)
  2.1.2 乱視用(円柱レンズ,トーリックレンズ)
  2.1.3 不等像補正用(サイズレンズ)
  2.1.4 白内障用(キャタラクトレンズ)
  2.1.5 保護眼鏡用(平面レンズ,球面レンズ)
  2.1.6 弱視用(弱視レンズ)
  2.1.7 多焦点レンズ
  2.1.8 コンタクトレンズ
 2.2 眼鏡レンズ用材料

<∞> 未来セラミックス

1. セラミックスの未来の夢

2. 極限状態
 2.1 極および超状態
 2.2 超高温
  2.2.1 高温度測定
  2.2.2 高温発生
   [1] 化学反応による方法
   [2] プラズマ
  
[3] イメージ炉
   [4] レーザ
 2.3 超高圧力
  2.3.1 静的超高圧力
  2.3.2 動的超高圧力
 2.4 無重力,超高真空,極低温
  2.4.1 無重力
  2.4.2 超高真空
  2.4.3 極低温

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