●美しい表面にめぐり逢いたい・・・ 共鳴/はーとすとりんぐす
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掃除(そうじ)の本
第1章 「邂 逅」
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3.今生で一度 |
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あかちゃん
は
なにを見つめているのでしょう
瞬きもせず
遙かな光を仰いで
あなたは
きっと ひかりの苑から
永いタイムトンネルを抜けて
来たのでしょうね
トンネルの向こうの
ほのかな拡がりを
今
ふり返っているのでしょうか
あれは
光り輝く粒子の群れ
その
ひと粒・ひと粒・の・粒子の中に
更なる『粒』が流れ
川となって
滝を創り 大地を潤し
大海にそそぐ
たったひとつの
粒子の中にも
限りなく美しい世界が
秘められているのでしょうね
その
粒子と粒子のめぐり逢いから
すべての『もの』が生まれ
いのちが生まれ
こころが芽生える
ですから
『ものの命』も『生ある命』も『こころの命』も
今生で一度
自分に許された
いちばん美しい姿とななって
また
蒼源の彼方へ還りたいと
願っているのではないでしょうか
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